**「在宅医療」**とは、病気や障害で定期的な通院が困難な患者さんに対して、医師がご自宅や施設を訪問して行う医療です。「訪問診療」と「往診」を組み合わせて患者さんの療養をサポートします。

**「訪問診療」が定期的な通院が困難な患者さんに対して継続的かつ計画的に医師が訪問して診療を行うのに対し、「往診」**は突発的な病状悪化などの際に患者さんやご家族の求めに応じて医師が自宅や施設を訪問して診療を行います。

かかりつけ医として普段から定期的に診療をさせていただくことで、いつもの様子や変化の兆候を把握できるため、急な病状変化のときも、患者さんやご家族の希望に沿った対応ができるというメリットがあります。

【対象となる方】

◎病気や障害などで、定期的な通院が困難な方

◎脳梗塞後遺症や神経難病などにより日常生活動作に支障のある方

◎認知症に対するケアや医療的アドバイスを必要とされる方

◎退院後のケアを必要とされる方

◎排尿や排泄の医療的管理(カテーテルなど)を必要とされる方 …など